よこはま不動産大家の会

老後の備えは早めに

地震や台風の被害に対処できる備えをすることは、最近より理解を深められていること。同じように老後の備えも早めが得策。しかし、いつから必要になるのかも予測はできないうえに、元気なうちは老後の備えを考えられないものです。
要介護2の父と自立の母は老老介護に疲れ、サポートする子供たちも両親2人だけの生活を心配する。高齢者施設への入所のために、自宅を売却検討するが、高齢者施設の仕組みや費用については全くの無知。わからないことを知ろうとするには、歳を取りすぎたかもしれないーー。
こうした場合、親だけで判断が出来なければ子供がすればいいが、その時間を取ることが意外に困難。早く対処方法を決めたいが、何から手をつければいいのか検討が付かないという方も多いのでは。誰に相談すればいいのか、誰が助けてくれるのか、そんな思いだけで時間は経過してしまいます。
「判断能力と時間に余裕のあるうちに、備えておけばよかった」と考えるだけでは何も変わりません。無防備すぎた生き方、人生もすべては自己責任でしかないのです。

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