資産運用は良い財産の継承から
親が残してくれた築10年のアパート。満室想定収入(年)は650万円、運営経費と借入返済額を差引いた現金収入(年)は150万円。親は生前の10年間で累計1千500万円の現金収入を得ていました。子供も当面はこの150万円の現金収入を得ていきます。
築10年なので外装メンテナンスを今後5年以内に計画し、適切なメンテナンスの実施によって、建物価値の低下を抑制させます。その後、築20年までに物件を売却、その売却益を元手に新たな物件に買い換えます。保有中は賃料収入、売却時には売却益。物件の価値が落ちる前に新たな物件に買い換える。物件の組み換えや買い足しで資産運用を展開します。 これぞ不動産投資の真髄です。
良いコンディションの資産承継は、後の資産運用の展開が明るくなります。資産の組替えが計画通りにできると、子供世帯も資産の目減りを防ぎ、お金に困らない生活を続けられます。良い財産を承継してくれた親には感謝しかありません。